商標調査における人材育成の短縮化の実現
前回の「商標調査の枠を超えたネーミングサポートの実現」に続き、今回は「商標調査における人材育成の短縮化の実現」についてご紹介します。
毎度おさらいになりますが…
これまでの商標調査システムにはないTM-RoBoの特徴は下記の3つです。
TM-RoBoの3つの特徴
1.過去の審決等で類似と判断されたか否かの統計的指標を数値化して表示
2.結合商標のAI検索を実現
3.AIシステムにより入出力がシンプルでわかりやすい
上記のことから、商標調査について専門知識がまだ十分ではない新たな知財部員の方でも、TM-RoBoを活用することですぐに実践に繋げることが可能となります。
商標調査における人材育成の短縮化の実現
一つひとつの調査商標ごとに、AIが客観的な数値や根拠を示すため、自身がもつ指標との擦り合わせを行うことができます。いわば、TM-RoBoが熟練の知財部員先輩のように、全ての調査ごとにアドバイスをくれるということです。しかもTM-RoBoは怒ったりいやがったりせず、どこまでもつきあってくれます(笑)。
このことから、TM-RoBoのサポートにより、新知財部員が商標調査の技術・感覚を身に着けるための期間が大幅に短縮されると考えられます。
ポーラ・オルビスホールディングス様からは、通常3年ほどかかる新知財部員の教育がTM-RoBoを利用することで約1年に短縮されたとの声をいただいております。
これまで過去の「二段階調査」「ネーミングサポート」、今回の「人材育成の大幅な短縮化」の3回に渡り、TM-RoBoが直接的な調査以外にもご利用いただく方々をサポートできることとしてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
次回からは、TM-RoBoの各機能を個別にご紹介していきたいと思います。
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[ 執筆者 プロフィール ]
岩原 将文 /株式会社IP-RoBo CEO
2000年弁護士登録。
主として、特許、著作権その他の知的財産権に関する相談、契約、訴訟等を行う。
大学・大学院時代には、機械学習に関する研究を行っていた。
<関連リンク>
WEB:https://ip-robo.co.jp/
お問い合わせ:info@ip-robo.co.jp
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